10月になりました。今回は、畑シーズン終盤を迎えたオーランドファームのようすをご紹介します。

十勝海霧そば®、収穫終わりました！

刈り取られたソバ畑

 9月1日に始まった十勝海霧そばの収穫は、好天に恵まれ、19日に無事終了しました。雨も降らず、台風も来なかったので倒伏もなく、近年まれにみるスムーズな進行でした。さらに今年は電牧（でんぼく）※と罠（わな）を設置してエゾシカの食害を防いだ結果、収量は昨年より200俵以上もアップ！過去最高かもしれません。
そばの実の乾燥と出荷も終わり、今は調整加工が終わるのを楽しみにしています。

※電牧...電気牧柵（でんきぼくさく）のこと。畑の周りに張った電線に電気を通し、動物が触れるとショックを受けて電線に近づかなくなる装置です。

清流だいこんの収穫、あと少しで終了です！

選果場のようす

前回のブログで落ち込んでいると書いた出荷量はその後回復し、現在は1日あたり2000ケースのペースで出荷しています。価格は一時的に安い時期もありましたが、現在はやや高めに推移しています。農家としては嬉しい反面、価格高騰の背景には夏の高温などの気象条件だけでなく、全国的にダイコン農家の減少による供給量の減少も関係しているようで、少し心配です。「ダイコンでは儲からないから、他の作物に切り替える」流れになっているのを実感しています。
ダイコン農家として、今後さまざまな解決策を考えていかなければならないと思っています。

なにはともあれ、収穫が終わるまであと数日。最後まで元気にがんばります！

 ＜おまけ＞休み時間のひととき

午前10時と午後3時の休憩時間には、選果場の前に椅子を並べてお茶＆おやつタイムを楽しんでいます。みんな仲が良く、楽しいおしゃべりに花が咲きます。