大樹町からお届け畑の真ん中だより
ソバ収穫の季節です!2026年の十勝海霧そば®
前回のブログではまだ白い花が優勢でしたが、いい感じに黒化(※)してきました!
※黒化(こっか)...成長したそばの実が成熟するにつれて、殻が緑色から暗褐色へと変化していくこと。
ソバは1本の茎の中で下から上へと順番に花が咲き、実がついていきます。一番上の実が熟すのを待っていると下の実が地面に落ちてしまうので、花と実が混在している状態で収穫します。黒く熟した実の割合(黒化率:こっかりつ)が70%程度になったときが収穫のタイミングです。
今年の夏は、ソバにとっては少し厳しかった
今年の夏は、去年ほどの暑さはありませんでした。「朝に霧、昼はカラリと晴れる」という十勝らしい夏とは違って日中にも霧が出る日があり、いつもの年より雨も多め。日照時間が少なく、積算温度(※)もなかなか上がらず、という年でした。
※積算温度...作物の生育期間中の気温を積み重ねたもの。作物の生育状況や収穫時期の判断に使います。
ソバは、乾燥気味のほうがよく育ちます。
そのため影響が大きかったのが、谷地(※)にある畑です。雨が続いたことで根が水に浸かってしまい、かなり消えてしまいました。今はソバがまばらに残っているような状態です。
これ以上の成長は見込めないため、谷地の畑は8月22日に収穫。ひどい畑では、収量が5分の1くらいまで減ってしまいました。
※谷地(ヤチ)...沼や沢のように水気が多く、ジメジメとした湿地帯のこと。
ソバの収穫は、天気を見ながら
谷地以外の畑は黒化を待って、9月上旬から収穫スタートしました。
ソバの収穫で気をつけたいのが、湿気です。小麦のようにカラカラに乾いてから刈るわけではなく、ソバは葉や茎がまだ半生の状態で収穫します。湿度が高いと機械が目詰まりしやすくなるため、湿度70%以下でよく晴れた日中、朝露が乾く午前10時ごろから作業を始めます。
この日の気温は22℃、湿度50%。まさに収穫日和です。
90ヘクタールあるソバ畑を、GPS付きの大型コンバインで収穫していきます。この日の目標は1日10ヘクタール。
GPSモニター(右)とバックモニター(左)
フル回転の自社乾燥場
コンバインのタンクがいっぱいになると、トラックへ積み替えて、そのまま自社の乾燥場へ運びます。
ずらりと並んだ乾燥機。
茎などを取り除きながら、水分量が約15%になるまで乾燥させます。
シカは、今年もソバ畑にやってきました
罠や電牧(電気牧柵)で対策をしていますが、シカによる被害はなくなりません。芽や実を食べられるだけでなく、通ったり寝床にしたりすることで、ソバが倒されているところもあります。倒れたソバはコンバインで刈りにくくなり、収穫のときに結構困ります。
倒されたソバ
収穫していると、遠くにシカの姿も見えました。
この日は1頭でしたが、普段は集団でやってきます。
十勝海霧そば®の新蕎麦、もうすぐです!
今年は天候の影響もあり、収穫時期が少し遅くなっていますが、10月上旬には新蕎麦を楽しんでいただける予定です。
2026年の十勝海霧そば®、もう少しでお届けできます。どうぞお楽しみに!
十勝海霧そばが食べられるお店はこちらからご覧ください。
https://o-landfarm.co.jp/umigiri-soba/

