大樹町からお届け畑の真ん中だより
清流だいこん®の収穫開始!大樹高校の探究活動で伝わる農業の魅力
6月22日より、いよいよ今シーズンの清流だいこん®の収穫がスタートしました!
これから10月上旬まで、朝3時半からの収穫が続きます。
地域の魅力を発信!高校生が選んだのは「清流だいこん®」
収穫が始まるのを待って、大樹高校3年生のH君とN君がオーランドファームを訪れてくれました。
大樹高校は、道内唯一の「地域探究科」を設置する高校。地域の課題や魅力をテーマに、生徒自身が考え、体験しながら学ぶ「地域デザイン」という授業があります。
今回2人が選んだテーマは「清流だいこん」。
「ジャガイモほど知られていない大樹町のダイコンを、もっと多くの人に知ってもらい、農家さんの役に立ちたい!」
そんな思いから、清流だいこんを使ったレシピを考え、魅力を発信する探究活動に取り組んでいます。
ダイコンの魅力を伝えるなら、まずは生産現場を知らなくては!ということで、畑から選果場まで、実際の現場を見学してもらいました。
三男の託三(右)から説明を受けるH君(左)とN君(中央)
広大なダイコン畑に立って体感!十勝のダイナミックな農業
まず向かったのはダイコン畑。
植えたばかりの畑から、収穫間近の畑まで順番に見てもらい、生育の違いや畑の大きさを実感してもらいました。もちろん、ダイコンの収穫体験も。
レポート用にしっかり写真を撮っています。
続いては葉っぱの試食。恐る恐る口にした2人は、
「小松菜みたい!」
「もっと青臭いと思ってた!」
と驚いていました。
「おいしくて健康に良い野菜」を作るオーランドファームのこだわり
葉っぱがおいしかったのは、私たちの「畑の健康診断(土壌診断)」の成果です。
オーランドファームでは、畑ごとに土壌を分析し、それぞれに必要な栄養だけを補うよう肥料を調整しています。栄養は多ければいいわけではなく、例えば窒素が多すぎると葉にエグみ(硝酸態窒素)が出てしまいます。
説明の中でこんな例え話をしました。
「みんなに焼肉をごちそうするとして、全員にカルビ20人前を用意しても、足りない子もいれば、多すぎる子もいるよね。畑も同じで、それぞれに合った量があるんだよ」
うなずきながら聞く2人。
私たちが目指しているのは、「おいしくて、健康につながる野菜」です。
さらに、ダイコン栽培の難しさについても説明しました。
ダイコンは1日に約70gも成長します。収穫が遅れても、病気や虫の被害を受けても出荷できず廃棄されます。
廃棄になるダイコンにも、同じだけの手間や肥料、お金がかかっています。
収穫までの裏側を知り、真剣な表情で耳を傾けていました。
その後は、小麦畑やソバ畑、大きな収穫機(コンバイン)も見学。積極的に質問してくれて、説明するこちらもうれしかったです。
ダイコン収穫機にも乗ってみました。
巨大コンバインの前で。タイヤの巨大さがわかります。
自社選果場のスケールにびっくり!採れたてダイコンの試食も
最後は自社選果場へ。
畑から運ばれてきたダイコンが洗浄され、選別され、箱詰めされるようすを見学しました。
「こんなに多くの人や機械が関わっているんだ」
畑だけではない農業の仕事を肌で感じてもらえたようです。
清流だいこんを試食してみます。
「甘い!」
「全然辛くない!」
採れたてならではのおいしさも体験してもらいました。
「農業は数学だった」「農業は奥が深い」
見学後、2人に感想を聞いてみました。
H君:「ホームページでは分からないことがたくさんありました。収穫日から逆算して種をまくことなど、数字がたくさん出てきて、農業は数学なんだと思いました」
N君:「知らないことばかりでした。農家さんがこんなに想いを持って野菜を育てていることが分かり、農業は奥が深いと感じました」
現場だからこそ伝えられることが、少しでも2人の学びにつながったならうれしく思います。
高校生考案の「大根×豚バラ肉」絶品レシピ完成!清流だいこんを道の駅で手売り販売へ
見学を終えた2人は、いよいよ探究活動の集大成へ。
試作を重ねて完成させたのが、
「清流だいこんと豚バラ肉のオイスター丼」
「大根料理=おでんや和食」というイメージを変えたいという思いから生まれた、子どもから大人まで楽しめる、ご飯が進む一品です。
7月12日(日)「道の駅コスモール大樹」で、レシピ付きの清流だいこんを2人が販売する予定です。
見かけた際は、ぜひ応援よろしくお願いします!
H君、N君、ありがとうございました!
皆さんもぜひ、高校生のアイデアが詰まったレシピで清流だいこんを味わってみてください。


