大樹町からお届け畑の真ん中だより

畑から春が立ちのぼる~2025年、十勝の畑シーズン始まりました!

2025年6月 2日

さわやかな風が吹き抜ける十勝の春。オーランドファームにも、いよいよ畑の季節がやってきました。
新スタッフも加わり(スタッフ紹介)、2025年春の農作業が本格スタートしました!
今回は、畑の様子を写真とともにレポートします。

畑から立ちのぼる湯気──今年もいよいよ始まった!

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畑からふわっと湧き上がる湯気。十勝の畑シーズン到来を感じさせる風景です。

今年の作付面積は、ダイコン30ha、ソバ85ha、小麦15ha。ソバは昨年より10ha増えました。
ダイコンの播種は418日、ソバの播種は516日にスタート。ダイコンは10月まで安定供給するため、8月上旬までに50回の播種を予定しています。

ダイコンの間引きが本格化。スピード重視で対応中!

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ダイコンの間引き作業が始まりました。新型の「電動式間引き台車」は現在調整中のため、現在はエンジン式1台で進めています。
この日は250m×9畝(18列)の間引きがノルマ。スピードも精度も求められますが、オーランドファームの頼れる「間引きのエース」が今日もいいペースで進めています。

カルチがけ、まっすぐ走るのも一苦労

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こちらは畝と畝の間にある雑草を取り除く「カルチがけ(除草作業)」。トラクターの後部に取り付けた爪状の部品で、雑草を除去していきます。同じ畑に4回行う、根気のいる作業です。
一見まっすぐに見える畑ですが、実は細かな起伏があります。GPSなしの手動操作なので、うっかり畝をつぶさないよう、神経を使います。
運転しているのは「重機に乗れたらカッコいいよね!」と大特(大型特殊免許)を取った女性スタッフ。頼もしい存在です。

秋まき小麦、青々と成長中

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昨秋に播いた小麦も順調に育っています。雪解け直後から青々と広がる畑は、十勝の春の風物詩かもしれません。

本日は女子チームで!雑草"ダイオウ"との闘い

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本日の雑草処理班は、パートさんを含む女子チーム。黙々と、でも着実に作業を進めてくれています。
ダイオウは生命力が強く厄介ですが、丁寧に抜いて畑をきれいにしていきます。

ニワトリも大好き「十勝海霧そば」

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去年から飼い始めたニワトリも、春を迎えて元気いっぱい。
鶏小屋もグレードアップし、なんと飼料は「十勝海霧そば」の実!贅沢です。

寮横の家庭菜園もスタート

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今年は寮の横で家庭菜園にも挑戦しています!
カボチャ、トウモロコシ、ミニトマト、ナス、パプリカなどを植えてみました。農家の家庭菜園は、資材も技術も本格的(笑)。収穫が今から楽しみです!

春作業、順調です

ダイコンも、ソバも、小麦も、そして家庭菜園も。GW前半では雪が降りましたが、その後は天候に恵まれ、生育はおおむね順調です。これから6月後半のダイコン収穫開始に向けて、作業はさらに本格化していきます。
2025年のオーランドファームも、がんばります!