大樹町からお届け畑の真ん中だより

選果場フル稼働!ダイコン収穫始まりました

2025年7月 1日

623日、2025年のダイコン収穫がスタートしました!
10月中旬まで、約4カ月間にわたる収穫シーズンの始まりです。

ダイコン選果場のようす

収穫したダイコンは、すぐに自社の選果場へ。その日のうちに洗浄から選別、箱詰めまで、一連の作業を素早く丁寧に行います。

泥つきのダイコンを洗浄機へ

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収穫したばかりのダイコンを洗浄機に投入します。

真っ白なダイコンがお目見え

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洗浄機の中で回転しながら、高圧の水とブラシによって泥が落とされていきます。出口からは真っ白なダイコンが次々と飛び出してきます。

11本、丁寧に選別

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ベルトコンベアの上を流れるダイコンを丁寧にチェック。形や傷の有無を熟練の技で瞬時に見極め、スピーディに選り分けていきます。

箱詰めして、バンドがけ

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選別後はサイズ別に箱詰めされて生産管理番号(ロットナンバー)を印字、バンドで固定します。段ボールはダイコンの重みで潰れないよう、強度にもこだわっています。

 

▶ サイズごとに積み上げて、出荷準備完了!
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ML2Lなど、サイズごとに積み上げていきます。10kgの箱を1日中持ち上げる力仕事ですが、担当スタッフは「お給料もらいながら筋トレできます!ありがとうございます!」と笑顔。適材適所とはこのことですね(笑)。
作業後はすぐに専用の冷蔵庫へ保管し、チャーターしたトレーラーで出荷します。

選果場では、社員、アルバイト、パートスタッフ、そしてミャンマーからの3人を含む総勢1718人が稼働中。日を追うごとに慣れてくるため、作業スピードがどんどんアップしていくのが、現場のちょっとしたモチベーションになっています。

今年は少雨傾向で、今のところダイコンはやや小ぶり。とはいえ、大きくなりすぎると収穫が追いつかず規格外になることもあるため、この時期としてはちょうど良いサイズ感とも言えます。これからの天候と成長に期待しています!

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ソバ畑のようす

ソバ畑の播種は無事に完了し、今はカルチがけ(機械での除草作業)を行っています。

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今年は作付面積を10ha拡大。休耕地だった場所をソバ畑にするために、暗渠(あんきょ=水はけを良くするための排水パイプの埋設)を入れたり、木の根を掘り出したりする作業もすべて自分たちで行いました。

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昨年は播種直後に霜にやられ、まさかの蒔き直し。それに比べれば今年は順調で、干ばつの影響こそあるものの、生育は進んでいます。谷地(やち=湿地)のソバは元気に育っています!

ダイコンの収穫が始まり、いよいよオーランドファームのトップシーズン到来です。汗をかきながら、今年もダイコンとソバとともに走り抜けていきます!