大樹町からお届け畑の真ん中だより
清流だいこん®、収穫終了しました!
6月23日の初収穫から105日目となった10月6日、ついに清流だいこんの収穫が終わりました!
今年の夏はとにかく暑く、さまざまな農作物の生育に深刻な影響が出ました。冷涼な北海道の気候を利用して夏に収穫するはずのダイコンも例外ではなく、被害が出ました。特に道内有数の産地である羊蹄山麓では壊滅的な被害をもたらし、その結果全国的な大根不足に陥りました。
オーランドファームのある大樹町でも、今までに経験がないくらいの暑さが長く続き、一時は出荷量が約6割にまで激減。出荷日数も当初の計画よりも10日少なくなってしまいました。大根不足のため卸価格は非常に高騰しましたが、収量の減少をカバーするまでには至りませんでした。
農業は天候に左右される仕事です。不測の事態は毎年起こりえること。最善を尽くすために、常に備え、考え、努力する日々が続きました。
最終日のお楽しみ、切り上げ
厳しい気候ではありましたが、とにかく収穫は終了!とくれば大根収穫最終日のお楽しみ、"切り上げ"と呼ばれる恒例の慰労会!今年も、みんな大好きなだいじゅ園で開催されました。
まずは大石社長からのあいさつです。「みなさん、お疲れさまでした。今日は存分に楽しんで食べて、飲んでください!」との言葉の後、乾杯が交わされました。
カンパーイ!
社員もパートさんもアルバイトさんも派遣社員さんも運送業者さんも、みんな頑張りました!例年、感謝を込めて関連会社さんも含めたスタッフ全員で切り上げをします。
肉がどんどん焼かれていきます。
今年は6月末から、インドネシア人の外国人実習生(左側の手前2人)が選果場で頑張ってくれました!
手前からトリーさんとテグーさん。全国の農家さんを回って仕事をしているそうです。来日して4年目ということで、日本語もペラペラ。
彼らにオーランドファームでの感想を聞いてみると、
「前に大根農家さんで働いていたけど、そこは手掘り収穫だったから腰が痛くなった。ここは機械だから楽だった」
「選果場の担当だったので朝ゆっくりできた」
「みなさん優しい」
「休みの日にあちこち連れて行ってくれた」とのこと。
2人は選果場で泥付きの大根を洗浄機に入れる作業を担当し、泥だらけになっていましたが、「全然気にならない!」と元気よく答えてくれました。まわりのスタッフも「よく気がついてよく働くので、とても頼もしい」と信頼を寄せているようす。
通常のアルバイトさんは新寮でまかない付ですが、食文化が違うため、彼らには旧寮での自炊生活を送ってもらいました。「料理は好きだし、好きなものを食べられるし、車で買い物に連れて行ってもらえるから楽しかった!」とオーランドファームでの生活を楽しんでいました。
この後は別々の農家さんに派遣されるとのこと。これからも頑張ってくださいね!
今年は事故もケガもなく、無事すべての収穫が終わりほっとしています。もう少しの間、畑の後片付けなどがありますが、午前3時起床は終了。久しぶりに朝ゆっくりしたいと思います。
みなさん、本当にありがとうございました!