大樹町からお届け畑の真ん中だより

清流だいこん®祭り2016in大石農産<前編>

2016年11月 4日

天候不順、台風到来、ソバほぼ全滅...。いろいろあった今シーズンですが、10月15日に大根の収穫を無事終えることができました。
皆様から暖かい励ましのお言葉をたくさんいただきました。ありがとうございました。
また当社スタッフも、早朝の収穫作業、蒸し暑い中の雑草抜き、台風の中での作業...。過酷なシーズンでしたが、我慢強く業務をこなし、健康を維持して、最後までよく頑張ってくれました。

収穫終了を祝い、昨年は畑担当スタッフの慰労を兼ねて「十勝海霧そば®新蕎麦祭り2015in大石農産」を開きましたが、今年は「清流だいこん®祭り2016in大石農産」を開催いたしました!
清流だいこん®とは

辻田料理長再び!

10月31日。月末の月曜日という忙しい時期にもかかわらず、会場の大石農産スタッフ寮にやってきたのはサイト制作会社 株式会社ヒットの辻田社長。今年も「祭り」の料理長を務めます。その他、昨年の新蕎麦祭り同様、準備や調理は辻田社長と蕎麦処 開拓舎スタッフ、ブログ担当の船水が行いました。

実は昨年の辻田社長によるマニアックな蕎麦料理は語り草になっており、今年はどんなメニューが飛び出すのか?と周囲の期待を一身に背負っての登場です。

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黙々と大根の皮をむき、切り、下ごしらえをしている姿はさすが!堂に入ってる!

そうこうするうちに、料理長から本日のメニューが発表されました。
・ふろふき大根
大根餅
フライド大根
・大根と豚バラ肉の煮物
以上4品です(煮物のみ船水が作りました)。

ええと、大根餅もフライド大根も、自慢じゃないですが作ったことがありません。
そう告げると、
「俺もだよ。でも新しいものに挑戦しなきゃ"祭り"じゃないでしょ!」
と言い放った料理長。さすがです。攻めてます。
小心者の私は、人様に食べてもらうのに、失敗したらどうしよう...とこっそり試作したと言うのに、初めての料理をぶっつけ本番でやるというのです。
その失敗を恐れぬ果敢な姿勢。見習わせていただきます。

そうは言ったものの、大根餅のレシピを見てもイマイチ理解できない制作工程。量りも計量カップもない状態で3倍量だか4倍量だかで作ると言うのです。
しかも、材料の粉(片栗粉、薄力粉)を量っている最中に、料理長が緊急の電話で席を外すというハプニングが発生!

料理長不在のまま、出来上がりが全くイメージできない状態で(去年の祭りの再現か)、適当に粉を入れたり水を入れたり煮汁を加えたりしながら、なんとか生地を完成させました。
その後(加熱時間が長すぎてゴム状になる失敗をしつつ)電子レンジで生地を固め、やっとこさ料理長持ち込みのホットプレートで焼くという最終段階まで持っていくことができました!

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接待される側なのに、途中から生地作りを任されてしまった将寛さん。ありがとうございました。

大根餅の匂いに誘われて、祭りスタート!

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今回の大根餅の味付けは、一般的な中華料理店で出される酢醤油などではなく、料理長考案の「大根餅のベーコン巻き」と「ピザ風大根餅」です。
そういえば常々「ガッツリ系の大根料理が食べたいんだよね」と言っていた料理長。なるほど。

ホットプレートでベーコンやとろけるチーズと一緒に大根餅を焼いていると、大石社長を始め、スタッフがわらわらと皿と箸を持って集まってきます。そうです、すごいいい匂いなんです。
というわけで、今回の大根祭りは「つまみ食い方式」でスタートしました!

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>>清流だいこん®祭り2016in大石農産<後編>へ続く