大樹町からお届け畑の真ん中だより

やれることはやる!雑草と病気に負けない、オーランドファームのダイコンづくり

2025年9月 3日

812日、オーランドファームではダイコンの播種(種まき)がついに終了しました!418日から50回にわたって行ってきた播種が終わり、畑シーズンのひと区切りです。3か月半におよぶ長い作業は、安定したダイコン供給のために欠かせません。

厳しい暑さと湿気対策に、手作業で雑草取り

今年の暑さと湿気は例年以上で、畑の風通しも悪く、軟腐病(※)が発生してしまいました。その影響かダイコンの成長が止まるものもあり、小さめのダイコンも目立っています。出荷量も普段は12,000ケースのところ、1,200ケースに落ち込む日もありました。

※軟腐病:細菌が原因でダイコンが軟らかく腐る病気。高温多湿や傷口からの感染で発生しやすい。

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そんな状況だからこそ、私たちは「やれることはやる」をモットーに、畑の雑草取りをしています。
広い畑なので手作業は大変ですが、このくらい成長したダイコンの周りの草取りは、機械では対応できません。雑草をひとつひとつ手で抜き、ダイコンにしっかり日が当たり、風通しが良くなるよう環境を整えています。

フレコンバッグの洗浄や改善策の話し合いも

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手が空いているスタッフで収穫に使うフレコンバッグ(化学繊維で編まれた運搬用の袋)の洗浄を行い、清潔を保ちます。

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病気や生育について日々改善策を出し合い、畑での作業に反映しています。

毎日の積み重ねが支えるダイコンづくり

こうした地道な作業や小さな工夫の積み重ねが、オーランドファームのダイコン生産を支えています。
大規模な農家でも、手をかけるところはしっかり手をかける----それが私たちのこだわりです。

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休憩時間のおしゃべりも、元気の源!