大樹町からお届け畑の真ん中だより
農業高校生のインターンシップを受け入れました
8月23~25日の3日間、北海道帯広農業高等学校からインターンシップ3名を受け入れました。いずれも農業科学科の2年生。寮に泊まり込みで頑張った彼らに、オーランドファームで体験した感想などをインタビューしました。
左:大道亜聖さん 中央:脇本莉好さん 右:大友陽斗さん
プログラム
- 選果場での作業(大根の選別、カット大根づくり、梱包)
- 大根の収穫見学
- 雑草抜き
- 旧寮に宿泊、スタッフと一緒に食事
カット大根を作る大道さんと大友さん(二人とも卓球部だそうです)
インターンシップにオーランドファームを選んだ理由を教えてください
真剣に大根を選別する脇本さん(バレー部のセッターで試合直前だったそう)
大道さん:実家は南富良野町の畑作農家ですが、大根は作っていません。ただ気候変動により、今後作る野菜も変わってくると思うので、なじみのない大根農家さんを経験したいと思いました。
脇本さん:私は札幌の非農家出身です。食に関わる仕事がしたくて、そのためにまず一次産業を知ろう!と農業高校に入学しました。オーランドファームさんのホームページを見て会社経営であることや社長の想いを知り、会社と農家さんは違うのかな?という気持ちもあって申し込みました。
大友さん:僕は留寿都村出身で、実家は大根も作っている農家です。大根という共通点と、オーランドファームさんは会社組織で実家は個人経営なので、違いを知りたくて来ました。
オーランドファームの感想は?
傷などのある大根を無駄にしないため、その場所を避けてカット大根にします
大道さん:まず規模の大きさにびっくりしました。とにかく選果場を自社で持っているのが驚きでした。
脇本さん:私も。収穫する機械も大きかったです。
大友さん:実家ではJAに出荷するので、泥の付いた大根をJAの選果場に運びますが、ここでは選果場できれいに洗ってサイズを分けて箱詰めして、直接市場に出荷します。そこまでやるというのが新鮮でした。
印象に残ったことは?
オリジナルの清流だいこん®専用パッケージに入れます
大道さん:まず、親ではない農家の方のお話を聞くことが出来たのがすごくよかったです。大石社長は常識にとらわれず、自分の意見や考えをしっかり持った人だと思いました。他のスタッフの人も何か困ったことはないか声を掛けてくれたり、あれこれ助けてくれたり、とても優しかったです。質問にも丁寧に答えてもらいました。
脇本さん:社長は農家であり経営者でした。発想が豊かで型にはまらない、枠に収まらない感じがしました。働いている人は色んなところから来ていて驚きました。
大友さん:来る前は怖いのかなと思ってたんですが、全然そんなことなかったです。スタッフみんな、仲良い感じで働きやすそうだと思いました。
最後に、今後やってみたいことは?
社長の想いを直接聞くことができました
大道さん:社長から、自分で農機具の開発をしたと聞いて「そんなことできるんだ!」と驚きました。なんだか可能性が広がった気がします。オリジナルの農機具を作ってみたいです。
大友さん:僕も同じく。機械開発の話はすごく参考になりました。
脇本さん:大規模農業を経験したので、小さいところも経験してみたいです。いろいろ興味深いお話も聞けたので、目標を明確にして自分の将来を考えたいです。
全員、とてもしっかりとした生徒さんたちでした!
短い期間でしたが、オーランドファームで経験したことがみなさんの将来に少しでも役立ちますように!疑問や質問があったら、遠慮はいりません。いつでも連絡して来てください。