大樹町からお届け畑の真ん中だより
目指すのは「選果場でのハネ品ゼロ」!
朝早く収穫した大根は、自社選果場へ。
ここで洗浄→選別→サイズ別に分類→梱包を行います。
写真は自社選果場。広さはなんと45メートル×15メートル!
スタッフ12~3人体制で、毎日2,000ケース(1ケースは10キロ)の大根の出荷をしています。
自社選果場ですから、当然選別するのは「大石農産で作った大根」のみ!
ここでの品質管理の徹底が、清流大根というブランドの信頼につながると信じて、日々厳しい目でチェックしています。(こだわりの選別作業)
畑で収穫した時点で明らかに「ハネ品(規格外品)」とわかるものは、選果場には運びません。
選果場では「清流大根として出荷できるか」をジャッジします。
手前の女性がキーマンです!(実は社長の奥さんです)
ここで「美人の大根」かどうかを厳しくチェック!
(ちなみに美人な大根=お店で買いたくなる大根、です。やはりお店にずらりと大根が並んでいたら、美しい容姿の大根を選びませんか?消費者の目線で考えると、やはり見た目は大事だと思うのです)
チェックに合格した良品だけがこの先に進めます。
じゃーん!
この2本の大根。どちらが出荷OKで、どちらがハネ品かわかりますか?
(サイズが違いますが、大きさではありません)
実は、右が良品、左がハネ品です。
よ~~~~く見ると、左側の大根の表面に少しキズがついているのが、わかりますか?
↑ココです、写真の赤丸の部分です。
「美人な大根」を目指す私たちとしては、出荷するわけにはまいりません!
残念ですが、心を鬼にしてハネ品とします。
では選果場でハネられた大根はどうなるのか?
...といいますと。
1本ずつ包丁でカットして、大根に問題がないか(生理障害といいます)チェックします。
チェックして中身に問題がなければ、「カット清流大根」として出荷するのです!
(実は密かな人気商品で、首都圏の一部でしか手に入りません)
そして私たちの密かな野望は
選果場でのハネ品ゼロ!
ハネ品の原因を追究し、研究し、ハネ品が出ないように対策し...。
いつか選果場に持って来た大根は、全て出荷できたらいいなぁ~~!と
壮大な夢を描きながら、せっせと選果、梱包しているのです。
せっかく育てた大根ですからね!