大樹町からお届け畑の真ん中だより

2020年大根収穫終了~アルバイトさんに聞いてみた!大石農産ってこんなとこ

2020年10月15日

10月13日、今シーズンの大根収穫が終了しました! スタッフの皆さん、大変お疲れ様でした!
今年も昨年同様、収穫終了の慰労会「切り上げ(打ち上げのことをこのへんではこう呼びます)」に潜入し、6月下旬から大根の選果場を支えてくれたアルバイトの方にインタビューを決行。大石農産で働くことになったきっかけや実際働いてみた感想など、皆さんの本音に迫ります。
来年以降、大石農産で働こうと思っている方の参考になれば幸いです。

インタビュー<その1> Mさん(兵庫県出身、29歳)

20201015_001.jpgのサムネイル画像

■アルバイトのきっかけは?

それまではフィリピンで働いていたのですが、新型コロナウイルスの影響で帰国を余儀なくされ、仕事を探していたときに求人サイトで見つけました。農業経験はないですが、少し興味があったので本州の野菜農家なども含めて何件か電話した中で、大石農産の感じがすごくよかったんです。

■働いてみた感想をどうぞ

ブログやサイトで見た通りの選果場の様子、求人票に書いてある通りの仕事だったので、いい意味でギャップがなく、安心して働けました。最初の電話の印象通り、感じの良いスタッフの方が多かったです。作業を丁寧に教えてくれるのはもちろん、こちらが何も言わなくても「作業用のゴム手袋足りてる?」と声をかけてくれるとか。何かに困るということはなかったです。

■大石農産のここがいい!をどうぞ

僕は旧寮だったので、お風呂や洗濯機は共同でしたが、全然問題ありませんでした。海外とのやり取りも多く、夜遅くまで起きていることが多いので、むしろ新寮とは別棟の旧寮でよかったです。気兼ねなく夜更かしできましたし、部屋は個室ですし、別に汚いというわけでもないですし。
あと、海まで2キロというロケーションがよくて、ちょくちょくジョギングしてました。

インタビュー<その2>Aさん(北海道出身、30歳)

20201015_002.jpgのサムネイル画像

■アルバイトのきっかけは?

農業関係の仕事を渡り歩いています。大石農産に来る前は沖縄で働いていたんですが、次はどこにしようか考えたとき、北海道、なかでも「十勝」は食べ物がおいしいかなと思って。完全にイメージですね。それで求人サイトで見つけてやって来ました。

■働いてみた感想をどうぞ

皆さん優しいですし、寮はきれいで快適です。日曜日が休みと決まっているのもありがたかったです。お休みに向けて頑張れるので(笑)。
選果場なので始業時間が8時半と農家さんとしては遅く、また17時終業で、残業はありませんが早上がりはたまにあります。がっつり稼ぎたい人には不向きかもしれませんが、「北海道を楽しみたい!」という人にはおすすめです。夕方から次の日の朝までや、週末に時間が取れるので、あちこち観光できると思います。

■大石農産のここがいい!をどうぞ

寮の部屋にお風呂も洗濯機もあるのはすごくいいです。まかないもおいしい!
私は肉を食べない主義なので、最初は自炊しようかと思っていたのですが、まかないを作ってくれる方が肉抜きメニューを作ってくれて本当にありがたかったです。そういうところも優しいと思いました。

インタビュー<その3>Sさん(北海道出身、25歳)

20201015_003.jpgのサムネイル画像

■アルバイトのきっかけは?

フィリピンで知り合ったMさんに誘われて。農作業は初めてなんですが、面白そうだなと思って。

■働いてみた感想をどうぞ

選果場とはいえ1日中体を動かす仕事なので、正直ちょっと大変でした。腰に負担がかかってしまい、まだ本調子じゃないです。でも一緒に働いている人たちは社員さんもパートさんも他のアルバイトの人も、みんないい人でよかったです。
選別される大根を見て、規格外品として捨てられる大根がとても多いことに驚きました。消費者がまっすぐできれいな大根を選んでいるからだということもわかり、複雑な気持ちになりました。これからは食べ物をもっと大事にしようと思いました。

■大石農産のここがいい!をどうぞ

買い物に行くときは車を借りることができたので、生活面でも困ることはなかったです。
あとはまかないがおいしかったです!

インタビュー<その4>Tさん(京都府出身、33歳)

20201015_004.jpgのサムネイル画像

■アルバイトのきっかけは?

誰かが「北海道は日本のオーストラリアだ!」と言っていたのが印象に残っていて、北海道に憧れがありました。Aさんと同じく沖縄で働いてたんですが、任期満了で次にどこに行く?となったときに求人サイトで見つけました。

■働いてみた感想をどうぞ

畑も広いし道路も広い、家の間隔も広い。やっぱり北海道は日本のオーストラリアでした!一番びっくりしたのは天候ですね。思っていたより夏は暑いし、思っていたより雨も霧も多かったです。
僕は選果場の中でも最後尾、大根が入った段ボール箱をサイズごとに積み上げていく担当だったので、まったく農作業という感じではなかったです(笑)。あれ?農家でバイトしてるのに段ボールしか触ってないぞって。それは想像とは違いましたね。

■大石農産のここがいい!をどうぞ

仕事が終わってから自由時間がたっぷりあるのがいいですね。寮ではWi-fiが使えるので、ネット配信の映画をたくさん観ました。

インタビュー<その5>Oさん(北海道出身、19歳)

20201015_005.jpgのサムネイル画像

■アルバイトのきっかけは?

農業のことを知りたいと思っていたときに求人サイトで見つけ、すぐ応募しました。
寮があること、まかないがあること、そこそこ町に近いことが決め手でした。

■働いてみた感想をどうぞ

実は僕だけ4月から働いていて、畑の石拾いや雑草抜きなど、畑作業も経験しました。収穫が始まってからは選果場になりましたが、畑仕事のほうが断然きつかったです。農業は機械化が進んでいると聞きますが、想像以上に手作業が多く、手間をかけて作物を育ててるんだなあと実感しました。
特に石拾いは孤独な作業だったので、選果場の仕事になってからは「みんなで頑張っている」感じがして楽しかったです。

■大石農産のここがいい!をどうぞ

なんとなく農業ってお年寄りが働いているイメージだったのですが、思ったより若い人が多くてびっくりしました。
自由時間は町まで自転車で出かけたり、部屋でゲームや読書をしたりして過ごしました。
農業経験ができて良かったと思います。これからもいろいろなことにチャレンジしていきたいです。

===========

インタビューへのご協力、ありがとうございました。
皆さんの本音はいかがでしたか?
今現在も、新型コロナウイルスによって世界中が混乱しています。今回のインタビューでも、望まない帰国や仕事や生活の変化など、多くの影響が出ていることが伺えました。取材でお邪魔するたび、未曾有の事態の中でも絶えることなく営まれ、生きることを支えている「農業」という職業の懐の深さや頼もしさを感じたシーズンでした。

大石農産では、毎年6月下旬から10月半ばまで、アルバイトを募集しています。
農作業が初めての方でも大丈夫。来年は夏の北海道でアルバイトしてみませんか?ちょっと疲れているな、北海道を楽しみたいな、と思っている方にもおすすめです!

20201015_006.jpgのサムネイル画像