大樹町からお届け畑の真ん中だより

ペットボトル大根チャレンジ!<2>~発芽・生育チェック編

2020年6月23日

前回の様子はこちら

大根の発芽は播種から約1週間と聞き、毎日楽しみにしていたところ...

6/7 発芽?

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おおっ?これは?もしかして大根の芽かな?
いやいやあまりにも小さいし、雑草かもしれない。
さっそく大石社長に連絡したところ、「大根^^」との答えに小躍りしました!
でもよくよく見ると、植えたのは2粒なのに、芽は3つあります。
それには「色の濃い方はナタネかも」という答え。
どうやら大根畑の土には菜の花の種が混じっており、それが大根と同じ時期に発芽するそう。さらに双葉の時点ではほぼ見分けがつかないという...!!

【大石農産からのワンポイントアドバイス】
双葉の時点で、菜の花と大根を見分けるのはプロでも難しい。焦らず。

6/8 発芽!

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ほかのペットボトルからもどんどん発芽してきました。
しかし同時に植えたはずなのに、発芽のタイミングがちょっとずつ違うのはどうしてでしょう。

【大石農産からのワンポイントアドバイス】
播種編にもありましたが、種をまく深さが異なると、発芽のタイミングも異なり、その後の生育にも差が出ます種の深さをそろえるのは思っているより重要です。

6/11 双葉が出そろう!

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ついに双葉が出そろいました!
それにしても大きさがバラバラなのは、種をまく深さがバラバラだということなのですね。農家さんのやること1つ1つにちゃんと理由があるということ、身をもって理解しました。

6/12 第1回生育チェック!

播種から10日たったので、ペットボトルを大石農産へ持参し、大石社長に生育チェックをしてもらいました!
しかし、なんということでしょう。
移動中、車の中で1本のペットボトルが倒れ、土も芽も床にこぼれてしまいました!その芽は2つとも瀕死の状態に...。もうダメかもしれません。
せっかく芽を出してくれたのに、大根の芽に申し訳なさでいっぱいです。

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気を取り直して、以下、大石社長の生育チェーーーック!

【大石農産の土】
① 双葉が虫に食われているが本葉はこれからなので大丈夫。ただし虫に食われているせいで、少し生育が遅れている
② 立派に育っている。芽が4つ出ているが、小さい2つは菜の花なので抜いてよし。これは土の中に菜の花の種が混じっているため。
③ 少し深く植えすぎたか、芽が出るのが他より遅い。生育の差が縮まることはないので、一定の深さで種をまくということが重要

【買ってきた土】
④ ⑤双葉の形がとてもきれい。雑草も生えていないので、おそらく土を加熱処理しているのではないか。加熱処理すると雑草の種子が死滅するので。
⑥倒したことにより根が切れたようだ。復活するかもしれないので、このまま様子を見て。

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①虫に食われている双葉

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②小さい2つは菜の花。大根そっくり!

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ちなみにこちらは、同じ日に播種した大石農産の大根です。
おお!同じ生育具合じゃないですか?

ここまでのところ、ばっちり順調です!
ますます成長が楽しみになってきました。

次は間引き編の予定です。ご期待ください!