大樹町からお届け畑の真ん中だより

【開拓舎ではこう食べる!】第5回~児玉ヘルス商事株式会社・児玉社長の場合~

2016年8月 9日

大石農産の畑でも使ってます!「ボーンエース」販売会社社長

kodama_002.jpgシリーズ5回目となる今回は、帯広市の「児玉ヘルス商事株式会社」児玉誠也代表取締役が登場です。実はこの会社、ちょっと特殊な肥料・飼料を販売する"知る人ぞ知る"有名企業なのです。
主力商品である「ボーンエース」は、ほ乳動物の骨を高温で処理して粉砕したもの。畑などの肥料用、乳牛用、競走馬用など、それぞれの用途に合わせて最適な配分に調整したものを販売しています。
大石農産では、肥料用の「ボーンエース」を畑に使っています。
肥料については「土を制する者は収穫を制す」をご覧ください。

1977年の創業時からボーンエースを販売している児玉ヘルス商事が、一躍脚光を浴びたのは昨年12月。栄養補助飼料としてボーンエースを与えていた新冠町の北勝ファーム生産馬、ゴールドアクターが日本中央競馬会(JRA)のGIレース、第60回有馬記念を制したのです。優勝セレモニーには児玉社長も参加し、口取り写真にもしっかりと写っています。ボーンエースが勝因の一つとして認められた結果です。

児玉社長(54)は札幌出身ですが、1984年の帯広営業所(現在本社)開設と同時に十勝へ。以来、十勝を中心に全国各地でご活躍されています。外回りがほとんどという児玉社長の昼食は当然「毎日外食」。カロリー過多になりがちな外食メニューの中、ヘルシーな蕎麦はありがたい存在とのことで、あちこちの蕎麦処に出没しているとか...。
外食マスターともいえる児玉社長のおススメを聞いてみました!

ごぼうかき揚げそば

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■おススメのメニューは何でしょう?

児玉社長:
ごぼうかき揚げそば(750円)です。

■おススメの理由は?

kodama_003.jpg児玉社長:
ごぼうが好きなんです。
開拓舎はかき揚げのごぼうが、細切りと太切りから選べるのがいいんですよね。私は太切りでお願いします。
歯ごたえがある太さなので、ごぼう好きにはたまりません。
かき揚げには塩もついてくるので、そばつゆと塩、両方で楽しめるのもいいですね。

■開拓舎へ来店する理由と頻度を教えてください

児玉社長:
月2~3回でしょうか。
自分の中で、冷たい蕎麦を食べるお店と温かい蕎麦を食べるお店は決まっているんですが、開拓舎さんは「冷たい蕎麦のお店」なんですよね。なので夏は来店の頻度が上がります。

そのほか、十勝海霧そば®のそば粉を使っているお店は全て行っていますよ!ボーンエースが肥料として使われている畑で採れたそばが主役のお店なわけですからね。
全然大変じゃないですよ、だってやっぱり気になりますから!

■今後、開拓舎に望むことは何ですか?

kodama_004.jpg児玉社長:
老舗と言われる店には「○○なら△△店」「××なら□□屋」みたいに「この店はこの味」というのがあると思うんです。そのお店に行ったらつい頼んでしまう、お気に入りの味、そのお店を象徴する味ですね。それと「味」というのは、料理自体の味もそうなんですが、居心地の良さとか、スタッフのサービスとかも含めて、総合評価としての「味」の意味もあります。

お店の匂いでも雰囲気でもいい、「あの店に行こう」と思わせる何かがあることが、お店がずっと続いていく秘訣なんじゃないかなと思うんです。お客に「味」を記憶してもらうには、何度も食べてもらい、味覚を記憶してもらい、お店を記憶してもらう必要があります。これは年月を経てのみ得られるものなのかもしれませんね。

開拓舎はまだまだ新しいお店です。
長く続く店になってほしい、というのが一番の願いです。そのために「変えていいこと」「変えてはいけないこと」をしっかり見極め、ぜひ「開拓舎だけの味」を追求していただきたいです。

趣味はロードバイク、予定のない夜はほとんどスポーツジムにいるというスポーツマンの児玉社長。厚い胸板はまさに「頼れる男」の象徴、話す言葉の一つ一つに重みがありました。
そして自社製品を使った畑で採れた作物を出すお店には全て足を運びますよ、当たり前じゃないですか!ときっぱり言い切っていたのが印象的でした。そのフットワークのよさも、スポーツで培われたものなのでしょうか。
開拓舎への熱いエール、ありがとうございました!

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